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2019年2月26日火曜日

[旧店舗] イオン天王町店

今回は、1977年11月30日に“ニチイ天王町”として開業したイオン天王町店です。

2019/10/8追記:イオン天王町店は2020年2月を目途に休業し、建て替えを行うようです。2020/2/19追記:2020年2月9日をもって42年間の歴史に一旦幕を閉じることとなりました。
また、1km先に旧マックスバリュの店舗を改装し、「イオン横浜和田町店」が開店(2023年7月3日閉店)することになりました。
2022/9/26追記:2022年10月18日に「イオン天王町ショッピングセンター」として開業することが決定しました。核店舗は「イオンスタイル天王町」となっています。

公式サイト

https://www.aeon.com/store/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E5%A4%A9%E7%8E%8B%E7%94%BA%E5%BA%97/ イオン天王町店(リンク切れ)

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イオン天王町店は、相鉄線の星川駅北口(写真は南口)から徒歩5分程度、

天王町駅北口から徒歩で10分程度のところにあります。

こちらは本館正面になります。3階建てですが、イオンの売場は1階と2階です。
3階は「コナミスポーツクラブ 天王町」となっています。

広告塔は横長のものとなっています。

壁の補修跡がかなり目立っています。そもそも相当長い期間塗装されていないようです。

道路を挟んだ反対側は横浜市交通局の保土ケ谷営業所となっています。

本館とは別にイオンバイクや塾が入った建物と、駐車場と生活館が一体になった建物があります。更にミスタードーナツやロッテリアの建物があります(恐らく1977年から)。

駐車場の看板は、どう見てもサティ時代のもののロゴだけイオンに変えたものです。

こちらがイオンバイクと塾が入った建物です。1992年頃に増築されたものと思われます。

壁に凹みがあり、形状も凝っています。

本館左側面と生活館右側面です。大きな非常階段があります。
また、八百屋や歯医者があります。

こちらは本館裏側です。搬入口と駐車場へのスロープがあります。

ÆONの看板と商品搬入車入口の看板
片方は更新されていますが、もう片方はサティ時代のものにシールを貼っただけのようです。

こちらは本館右側面です。ここも壁に凹みがあります。

出入口上のアーチ型のガラスが目立ちます。ここの中央下には大規模小売店舗プレートが、左下には定礎プレートがあります。

上はバリアフリー対応施設であることを示すプレートです。
下は定礎プレートで以下のように刻まれています。

定礎
昭和五十二(1977)年十一(11)月 吉日

上のプレートは「MYCAL」ロゴがあったプレートですが、イオン海老名店とは違いただの銀色のプレートになっています。
大規模小売店舗プレートには以下のように記載されています。

第一種大規模小売店舗
設置者名 株式会社東日本総合開発
表示年月日 昭和52(1977)年1月27日

正面横の壁には「MYCAL」ロゴが取り付けられていた跡が残っています。

1階は本館が食品と化粧品・薬、生活館が日用品や家電となってます。
100円ショップのダイソーも店内にあります。

1970年代の建物なので階段が大きいものになっています。

円形のフロアガイドです。これもサティ時代のままのようで、上にイオンロゴを貼り付けています。
2階は服やおもちゃが中心となっています。

避難経路図です。2階は本館のみなのであまり広くはないです。

本館店内のエレベーターは、1階と2階にのみ行くことができます。
3階へは外にある別の出入口から入り、1階と3階にのみ行き来できるエレベーターに乗ります。(写真はないですが日立製作所製で恐らく1992年設置)

本館のエレベーターは日立製作所製ですが、開業当初はフジテック製のものが設置されていたようです。1984年に事故があったためそれ以降に交換されたようです。

ボタンからして1990年代後半に交換されたものと思われます。

床は大理石調のものになっています。菱形が規則的に並んだ模様が特徴的です。

エスカレーターは東芝製で、途中で全体的に交換されたようです。

ステップが東芝特有の平らなものではないです。(数年前からフジテックに似たものになっているがこれとは違う)

こちらは生活館と駐車場棟正面です。
かなり大きな駐車場になっています(2階から5階と屋上)。

生活館は本館とは別の出入口になっています。

裏側は本館同様商品搬入口になっています。

AEON生活館のフロアガイドです。こちらも上にシールを貼っただけです。

駐車場メインの建物なので階段は非常に簡素な鉄階段となっています。

エレベーターは南北に2台ずつ、合計4台設置されています。

東芝製で、1992年の竣工当時からそのままのようです。

インジケーターがLED初期のものなので小さいです。

イオンのシールが剥がれて「SATY」の文字が現れています。

駐車場の屋上から広告塔を撮影したしたものですが、やはり小さいです。

土曜日に撮影したものですが、駐車場自体がとても大きいので屋上はガラガラです。

本館の屋上はコナミスポーツクラブのコートになっています。

2階から5階の駐車場内部はこのようになっています。

サティ時代からのものと思われるエレベーターの案内表示です。

店舗概要

  • 1977年11月30日 ニチイ天王町店として開業
  • 1992年2月19日 天王町サティへ名称変更。同時にSATY生活館を含む駐車場棟と別館を増築。
  • 2011年3月1日 現在のイオン天王町店に
  • 2020年2月9日 建て替えのため閉店
  • 施設保有者はみずほ信託銀行株式会社
  • 店舗面積は15,951㎡、延床面積は45,613㎡
  • 営業時間は9:00-21:00(食品フロアは9:00-23:00)
  • 登記上の正式名称は現在も「天王町ショッピングデパート」

横浜市保土ケ谷区の「ケ」について

余談ですが、保土ケ谷区のケは小さい「ヶ」ではなく、大きい「ケ」です。
これは横浜市の「区の設置並びに区の事務所の位置、名称及び所管区域を定める条例」(昭和34年3月14日 条例第1号)で定められているためです。
詳しくは「保土ケ谷区」の「ケ」は大きな「ケ」です!をご覧ください。
また、この条例で定められているため、「井土ケ谷」や「紅葉ケ丘」などの“ケ”が付く地名は全て大きい“ケ”となっています。

今回は以上です。