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2019年9月3日火曜日

イオン厚木店

今回は、1981年11月6日に旧厚木小学校跡地にできた“ダックシティ厚木”から厚木ビブレ→厚木サティ→そして現在のイオン厚木店となった店舗を紹介します。

公式サイト


イオン厚木店は、小田急線の厚木駅(厚木駅ではない)から徒歩約5分程度のところにあります。

近くにはオーケー本厚木店や、厚木市がパルコ跡を買い取り保有しているアミューあつぎがあります。

左側の建物がアミューあつぎです。そして前方の大きな建物がイオン厚木店です。

地上8階+地下1階建てということもあり非常に大きいです。

広告塔はやや左にずれた形状となっています。

1階には大型のディスプレイが設置されています。

こちらは左側の出入口です。庇が付いています。

建物自体は厚木ガーデンシティビル株式会社という厚木市が筆頭の第三セクターの会社が保有しています。そのため店舗名も厚木ガーデンシティビルとなっています。

正面ですが元々がデパートだったため立派です。

上から順に

  • 厚木ガーデンシティビルのプレート
  • 第一種大規模小売店舗プレート
  • ÆONロゴのプレート(元々はMYCALロゴのプレート)
  • 定礎プレート

が設置されています。
定礎プレートには「厚木市中町(なかちょう)第一地区市街地再開発事業 昭和56(1981)年10月」と記載されています。

大規模小売店舗プレートの拡大写真です。

第一種大規模小売店舗
設置者名
厚木ガーデンシティビル株式会社
表示年月日 昭和56(1981)年11月 1日

正面出入口です。やはりデパートの出入口です。

店舗右側です。出っ張っている部分は避難通路です。

中町立体駐車場とは連絡通路で繋がっています。なお、イオン厚木店とは4階で繋がっています。

とても大きな立体駐車場です。

“公益財団法人厚木市環境みどり公社”という厚木市の団体が運営しています。

地上5階+屋上となっています。

イオン厚木店に戻り、店舗裏側です。茶色の非常階段が目立ちます。

建物が大きいため非常階段も大きいです。

一周し、店舗左側です。やはり赤い庇が目立ちます。

フロアガイドです。地下1階から3階がイオン、4階から8階は厚木ガーデンシティのテナントフロアとなっています。

避難経路図ですが大きな建物なので階段が多いです。

1980年代の建物ということや元デパートだったので階段が大きいです。

エスカレーターは三菱電機製で、内部が更新されているようです。
なお、元サティ店舗でしか使用されていないジングルが流れています。

ランディングプレートは長方形が互い違いに並んだ模様となっています。

8階の天井は一部がガラス貼りになっていて明るいです。

エレベーターは三菱電機製で更新済です。

床は茶色系のものとなっています。

車椅子用のボタンです。

通常のボタン・車椅子用のボタンともに両側にある豪華仕様となっています。(イオンスタイル碑文谷にも設置されています)

機種は特注品のエレモーションのようです。

元デパートの名残でインジケーターが付いています。

地下1階に直接行くことができる階段が外側にあります。

地下1階の出入口です。

また、地下通路から直接入ることができる出入口もあります。

地下通路の方が少し低いようで出入口の前には階段があります。(エスカレーターもあるものの使用できません)

立体駐車場との連絡通路です。ガラス貼りとなっています。

立体駐車場内部です。そこそこ高めの天井となっています。

立体駐車場屋上です。高さがあるので開放感があります。




立体駐車場のエレベーターです。扉がクリーム系の黄色で塗装されています。

駐車場ということもあり床がゴムシートとなっています。

車椅子用のボタンです。

三菱電機製で更新済のようです。

店舗概要

  • 1981年11月6日 旧厚木小学校跡地にダックシティ厚木として開業
  • 1992年9月 1992年2月に株式会社ニチイと協定を締結したことから厚木ビブレに業態転換
  • 2003年9月6日 厚木サティに業態転換
  • 2011年3月1日 店舗ブランド統一のため現在のイオン厚木店に変更
  • 店舗面積はビル全体で37,066.71㎡
  • イオンの営業時間は地下1階が8:00-23:00、1階から3階が9:00-22:00
  • 施設管理者はイオンディライト株式会社

このように複雑な経緯を辿っていますが、ダックシティは現在のさくら野百貨店系列なのになぜ神奈川にあったのかというと、川崎にかつて存在した小美屋百貨店(現在は川崎DICE)の関係です。
丸光・カネ長武田百貨店・山田百貨店・イチムラと小美屋が1978年に共同で株式会社百貨店連合を設立したことが始まりとなっています。
経緯が複雑なためWikipediaなどを読むことを推奨します。

今回は以上です。

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